オンラインカジノで得た利益に対する税金について

日本ではまだカジノ施設で遊ぶことはできませんが、その代わりにオンラインカジノで遊ぶことが出来ます。自宅で気軽に遊ぶことができるので、近年では人気を集めてきています。 オンラインカジノを楽しむのはよいですが、もしも利益を得た場合には、そのお金に対し税金がかかるのかと心配する人もいるかもしれません。結論から言うと、オンラインカジノで得た利益は課税対象となります。所得税がかかり、場合によっては確定申告も必要となります。

実際のところ、オンラインカジノだけではなく、競馬や競艇、パチンコなどの様々なギャンブルの勝利金は課税対象となっています。とはいえパチンコなどのギャンブルをしたことがある人の中で、結構儲けが出たけれども確定申告なんて行ったことがないという人も多いことでしょう。

ギャンブルの勝利金に対して所得税について指摘されたことがない人がほとんどですが、これはギャンブルの勝利金が直接現金で支払われている場合です。これでは税務署が具体的に把握することができないからなのです。オンラインカジノの場合には、利益を直接現金で受け取るわけではなく、銀行に振り込まれることになります。つまりしっかりと履歴が残ることになるので、税務署側でも資金の流れを確認することができます。これではごまかすことが出来ないのがわかるでしょう。 このような背景があることから、適切に納付がなされなければ違反行為とみなされる可能性もあるため、十分な注意が必要です。

所得税の納付タイミングとしては、オンラインカジノで利益が出た年の翌年に確定申告を行う際です。確定申告を行うに当たり、所得の種類がいくつかあります。オンラインカジノで得た利益は一時所得と呼ばれるものに分類されます。 1年間の利益が50万円であれば一時所得はないので税金はかかりません。一時所得がオンラインカジノの利益だけであり、尚且つその儲けが70万円までとなった場合には、特に申告する必要はありません。